被害者と加害者の両視点で描く東海テレビの力作 闇サイト事件を劇映画化『おかえり ただいま』

「事件は早く忘れたいが、みんなには忘れてほしくない」  矛盾したそんな言葉を、磯谷富美子さんは口にする。シングルマザーとして、ひとり娘の利恵さんを育て上げた富美子さんだが、2007年8月24日の深夜、残業を終えて帰宅中だった利恵さんは3人の男たちに拉致・殺害されてしまう。利恵さん、享年31歳。男たちは携帯電話の「闇の職業安定所」で知り合っていたことから、この事件は「名古屋闇サイト事件」と呼ばれてい

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