今敏作品における「虚構と現実」の関係性とは? 「千年女優」ほか劇場作から探る【藤津亮太のアニメの門V 第62回】

今敏監督が亡くなって今年で10年が経った。先日発売された『ユリイカ』の今敏監督特集では、編集部からの依頼でその制作スタイルについて寄稿をしたので、『アニメの門V』では今敏作品の作品の特性について、その映画作品をヒントに改めて考えることにしたい(なおTVシリーズ『妄想代理人』は各話ごとに語りのスタイルが多様なので、詳述すると煩雑になるためここではおいておく)。今敏監督の作品はしばしば「虚構と現実」と

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE