幽霊姿で「うらめしや」師から引き継いだ「早変わり怪談噺」

落語の怪談噺(ばなし)の最中、座布団を立って客の前から姿を消すや、すぐに“幽霊”に変装し、暗くなった高座に現れて「うらめしや-」。師匠・露の五郎兵衛(2009年死去)から「早変わり怪談噺」の約10演目を引き継ぎ、大阪、東京の会で毎夏披露している。夏の風物詩の怪談だが、「噺で早変わりを演出する落語家は珍しい」(大阪の寄席・天満天神繁昌亭)という。  「怪談噺は、身勝手な悪行に対して幽霊が報いをする物

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