戦後75年、イラストレーター成瀬國晴さんが描く戦後復興期の大阪(2)「たばこ巻き器」

戦後75年にあたり、在阪のイラストレーター、成瀬國晴さんが、子供時代を過ごした終戦直後の大阪の記憶をたどった画集「時空の旅-そして戦後」(たる出版、9月発売)をまとめた。本企画では画集に掲載されているイラストを成瀬さんの解説で紹介する。      ◇  たばこ巻き器(昭和21年)  父に連れられて、山で代用たばこになる葉をつんで帰り、天日干しにして、刻んだ。  吸いがらをほぐして、巻き器で1本にし

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