檀れいも国仲涼子も美しいが、何を描きたいのか意味不明の凡作。原田泰造の2役も必要ではなかった <嫉妬>(テレビ朝日系)
昔々、岩下志麻と浅丘ルリ子のダブル主演で描かれたという映画『嫉妬』、筆者は見ていないが、今回の檀れいと国仲涼子も負けず劣らず美人ぞろい。主婦・野口姿津花(檀れい)は普通の出張だと思っていた夫の高史(原田泰造)が、旅館で女と心中し、彼だけが死んで相手の女・永井文奈(国仲涼子)が生き残ったと聞かされる。
以後、怒涛狂乱の未亡人を檀が演じる。筆者は出だしから違和感があった。高史の誕生日に姑(藤田弓子)や