【「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」評論】パブリックイメージを華麗にぶち壊す、オリビア・ワイルドの強烈な監督第1作

邦題には卒業というワードが加えられているが、オリビア・ワイルドがステレオタイプともいうべき題材を、なぜ監督第1作に選んだのか、実はあまり腑に落ちていなかった。本編を鑑賞するまでは……。ワイルドは、スクールカーストで下位にいる主人公の女子高生2人を使って「ハイスクール映画」というジャンルから今作を解き放ち、自らにつきまとう「知性溢れる女優」というパブリックイメージを、鮮やかなほど華麗にぶち壊すことに

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