「断末魔の中でもがいた」 戦争の恐ろしさ、教え子に訴え―「大和」生還、西田さん

戦艦大和の模型を手に話す元乗組員の西田耕吾さん=7日、和歌山県紀の川市 太平洋戦争末期の1945年4月7日、世界最大級の戦艦「大和」は、沖縄へ向かう途中の鹿児島県坊ノ岬沖で米機動部隊艦載機の猛攻を受け、沈没した。決死の覚悟で海に飛び込み、九死に一生を得た西田耕吾さん(98)=和歌山県紀の川市=は「もうあかんと思った。断末魔の中でもがいた」と振り返る。 西田さんは小学校教師だった43年4月、師範徴兵

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