犀の角のようにただ独り – 『ソング・フォー・アワ・ドーター』 ローラ・マーリング

2017年の前作『センパー・フェミナ』から3年。彼女史上最長となるスパンで届けられた新作だが、過去6枚同様、またしても傑作である。この10年強の間、ローラ・マーリングこそ最もコンスタントに最高峰の作品を上梓し続けた作家の一人であると言い切ってしまっていいだろう。その間には、ブリット・アワーズの獲得、グラミー賞やマーキュリー・プライズへのノミネートも果たし、音楽シーンにおける独自の存在感は高まる一方

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