食通じた戦争、世代超え共感 失われる記憶、漫画で―「戦争めし」魚乃目三太さん

インタビューに答える漫画家の魚乃目三太さん=7月30日、東京都千代田区 数多くの漫画で描かれた戦争。作者も読者も「戦争を知らない世代」となる中、身近なテーマを通じて切り取った作品が共感を集めている。漫画家魚乃目三太さん(45)は、短編で戦時下の食べ物にまつわる人間ドラマを描く「戦争めし」や、特攻隊員を支えた食堂を舞台にした「ちらん」で、食から得られる小さな幸せを通じ、戦争の悲惨さを問い掛けてきた。

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