【現場から、7月豪雨】濁流にのまれた 村唯一の診療所 2020/8/12 シリーズ「現場から、7月豪雨」です。熊本県球磨村では、村で唯一の診療所も濁流に飲まれました。孤立した患者たちを支え続けた医師が、被災したあの日を振り返りました。 橋口治さん、69歳。人口3500人の球磨村に1つしかない診療所の医師です。毎月600人近い患者が橋口医師を頼ってやって来ます。 「こういう良い先生はなかっていうぐらい、感心するほど良い先生です」(患者) 平日は、診療所で診察、熊本市