球磨焼酎蔵元、守り続けた店諦めない「母もそれが望み」

豪雨のため入所者14人が犠牲になった熊本県球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」で母勝子さん(93)を失った渕田嘉助さん(72)は、3日の献花には行くことができなかった。ボランティアとともに球磨焼酎を造る「渕田酒造本店」(球磨村一勝地)で、浸水被害の片付けに追われたからだ。店は約50年前に亡くなった父の後を継いだ勝子さんと二人三脚で守り続けてきた。「ここでまた球磨焼酎造りをやる。母もそれを望んでいる

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE