<劇場>原作・又吉が敬愛する太宰の作風「生への不安」が場面に充満、山崎賢人と松岡茉優の巧みで滑稽な芝居が愛おしい

劇団「おろか」で脚本を担当する永田(山崎賢人)は、ある日、女優になる夢を抱き上京し服飾の学校に通っている沙希(松岡茉優)に、路上で声をかける。二人は互いに惹かれていき、付き合うことになる。創作活動が生活の中心になっていき生活費が無くなっていく永田は、沙希の下宿先に転がりこむことになる。 「火花」で芥川賞を受賞した又吉直樹の2作目となる同名小説を『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲がメガホン

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