シネマトグラフ5台輸入 映画初興行の実業家―書簡で判明「画期的資料」

明治33(1900)年にパリ万国博覧会の審査員として参加した稲畑勝太郎(稲畑産業提供) 国内初の映画興行を明治時代に手掛けた実業家・稲畑勝太郎が、仏から輸入した撮影機兼映写機の「シネマトグラフ」が計5台に上ったことが12日、分かった。輸入台数には諸説あったが、当時の書簡の分析から判明した。研究者は「相当大きな規模で興行を続けており、日本の映画史を捉え直す契機になる」と話す。 稲畑は、映写機能のある

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