京アニ、節目の1年 被害者の姿伝えきれているか

「35分の1ではない。みんな誇りを持って個々のクリエーターとしてちゃんと名前があって、毎日頑張っていた」  亡くなった石田敦志さんの父親の訴えは、閉鎖的な業界に響いているだろうか。  京都アニメーション第1スタジオの放火殺人事件からまもなく1年。この間アニメ業界は、新型コロナウイルスの感染拡大で、海外への一部工程の依存や声優のアフレコ現場の3密といった問題が噴出。放送中の作品の制作が相次いで休止さ

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