【著者に訊け】北方謙三氏 歴史巨編『魂の沃野』

北方謙三氏が歴史巨編『魂の沃野』を語る【著者に訊け】北方謙三氏/『魂の沃野』(上・下)/中央公論新社/各1500円+税  十五世紀末、加賀で起こった一向一揆はほぼ百年続き、「百姓ノ持チタル国」とも呼ばれるようになる。この時代に加賀西部の地侍の家に生まれた風谷小十郎は、本願寺宗主の蓮如とも、守護の富樫政親とも不思議な縁を結ぶ。  昨日は味方だった友とも、明日は剣を交えざるをえない戦乱の世にあって、ど

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