水俣病問題、懐かしい風景… チッソ元労働者、写真や8ミリで記録展

水俣病の原因企業チッソ(東京)の元労働者で、生まれ育った故郷・熊本県水俣市の出来事を写真や8ミリフィルムで残した鬼塚巌さん(1928~98年)の記録展が4~15日、水俣市袋の水俣病センター相思社で開かれる。記録は水俣病問題にとどまらず、市民の日常や自然の風景を住民の目線で描いた内容となっている。【水俣の受難 写真が捉えた歴史の数々】 鬼塚さんは水俣市の山間部で生まれた。太平洋戦争中の43年にチッソ

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