映画「望み」 核心を表現した岡田健史の確かな存在感

【牧 元一の孤人焦点】公開中の映画「望み」(監督堤幸彦)を見た。ミステリーとして楽しめ、家族の物語として考えさせられる作品だ。  ベストセラー小説「犯人に告ぐ」などで知られる作家・雫井脩介氏の小説が原作。建築デザイン業を営む男性の家族の日常が息子の失跡で崩れてゆく。  家族を演じたのは、堤真一、石田ゆり子、岡田健史、清原果耶の4人。物語の中でそれぞれの熱演が光るが、中でも、失跡する息子・規士役の岡

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