<エール>(第55話・6月12日金曜放送) 「この家のあるじはお前だ」父・三郎は浩二にそう言い残すと、静かに息を引き取った

家業の呉服店をたたみ、市役所に勤めだした古山裕一(窪田正孝)の弟、浩二(佐久本宝)の熱心な説得で、養蚕業を営む畠山(マキタスポーツ)は「りんご栽培に協力する」と決断した。浩二が市役所の農業推進係長に報告をしていると、家から電話がかかってきた。父・三郎(唐沢寿明)の病状が悪化したのだ。裕一は「父さん、知ってだよ。自分がもう長くないごど」と浩二に伝えた。その後、3日間眠り続けた三郎は唐突に目を覚ますと

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