「2人のサムライ」が医療従事者たちに支援。酒井宏樹と仏在住シェフの知られざる絆/後編【現地発】

「包丁名人」の上村さんがマルセイユに来たのは、2003年のこと。だがそこには、ある事情があった。  実は上村さんはその前に、一大決心でフランスに来るや、国際映画祭で有名な南仏カンヌで和食レストランに挑戦。ところが、これがうまくいかなかった。失意のまま帰国を決意、飛行機のチケットを手に、カンヌで知り合ったマルセイユ人宅にステイした。出発までの1週間をそこで過ごすことにしたのだ。  ときは折しもク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE