大河「麒麟がくる」 吉田鋼太郎の口説き場面の意味合い

【牧 元一の孤人焦点】目を引くシーンだった。30日放送のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」で、戦国武将の松永久秀(吉田鋼太郎)が、旅芸人の伊呂波太夫(尾野真千子)を口説きにかかった。  ろうそくがともる薄暗い部屋。時代劇では異色の軽快な音楽がバックに流れ、今風に言えばムーディーな雰囲気だ。  松永は「のう、太夫。このまま大和にいる気はないか?」と伊呂波太夫にはい寄りながら、「女房に先立たれ、もう、寂し

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