ヒロインのセリフが、映画を愛する者の胸に突き刺さる!――春日太一の木曜邦画劇場

1979年(111分)/ディメンション/3800円(税抜)  ――昼間から映画館いくわけ? もったいなーい!  今回取り上げる『さらば映画の友よ インディアンサマー』に出てくるセリフだ。  沼津に住む映画好きの浪人生・シューマ(重田尚彦)は、東京の名画座でトラブルに巻き込まれていた中年男「ダンさん」(川谷拓三)を助けたことをきっかけに友情を育んでいく。ダンさんは「年に三百六十五本の映画を二十年、

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