【現場から、新型コロナ危機】演劇の灯を絶やさない 2020/5/10 シリーズ「現場から、」です。いま、この国の演劇文化が存続の危機に直面しています。劇場での公演ができず、俳優たちは演劇の新しい可能性を見つけようとしています。 俳優が向かい合うのは、人ではなくタブレット端末、場所は劇場ではなく自分の部屋です。静岡市を拠点に活動する劇団SPAC(スパック)の俳優たちは、オンラインで稽古を続けています。 「やりづらい。稽古場は俳優が一堂に会して肉弾相打ち、飛沫飛び交