【映画評】手紙は憶えている

老人介護施設で暮らす90歳のゼヴは、最愛の妻ルースが死んだことさえ忘れてしまうほど、認知症が進行していた。ある日、同じ施設にいる友人マックスから手紙を託される。そこには、ゼヴとマックスが果たすべき約束が書かれていた。二人はアウシュビッツ収容所の生存者で、大切な家族をナチスの兵士に殺されていた。そしてその兵士オットーは、身分を偽りルディ・コランダーという偽名で今も生きているという。体の不自由なマック

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