大林宣彦監督は映画人生を全う 最期は口癖かなわず 2020/4/12 第32回東京国際映画祭のレッドカーペットで、がんから復帰した大林宣彦監督(2019年10月28日撮影)映画監督の大林宣彦さんが10日午後7時23分、肺がんのため東京・世田谷の自宅で亡くなった。82歳だった。新人女優を起用した作品で一世を風靡(ふうび)し、近年は反戦と平和を希求した映画作りを追求した。16年8月に肺がんで余命宣告を受け、闘病と並行して映画製作を続けたが、新型コロナウイルスの影響で公開