大林宣彦さん「3000年は生きますよ」から半年も経たず…早すぎます、寂しいです 2020/4/12 ◇大林宣彦さん悼む 大林宣彦監督 メガネの奥の細い目を、さらに細めた柔和な笑顔の印象しか残っていない。 記者として駆け出しの頃、「あした」のロケを取材した。大林さんは常に穏やかな語り口で、怒号が飛び交うこともない。瀬戸内の風光明媚(めいび)なロケーションもあって、それまで体験してきた現場のけん騒とは程遠く、映画撮影とはなんと優雅なものか。と映像の魔術師、ファンタジーの巨匠と呼ばれる片りん