出征前の青年が綴った山の生活日記 「日米開戦状態」…突然の幕

三代徳重さんの生家に残されていた写真。中央が徳重さん。よく酒を酌み交わした「敏ちゃん」(左)と「生吉君」 太平洋戦争が始まった1941年、山の暮らしをつづった日記がある。結婚を間近に控えた、出征前の二十歳の青年が付け始めたものだ。昨秋、「あなたの特命取材班」が戦争の記憶に関する取材への協力を呼び掛けたところ、情報が寄せられた。日記には「お国のため」など勇ましい言葉は見当たらない。のどかな四季折々の

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