「私はおやじを信じる」 検証・大崎事件(9)

「警察の厳しい調べに、『私がやりました』と、うその自白をしてしまう気持ちが何かしら分かったと。何度もおやじが言ってました」。被害者を自宅に連れ帰った2人のうちの1人、Iさんの息子さん(60)は40年前を振り返った。  泥酔して道路に寝込んだ被害者を車で迎えに行った「善意の事件関係者」としてではなく、「犯人扱い」での事情聴取。「1カ月ぐらい続きましたよ。『また志布志警察署に行ってくるよ』という感じが

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