【速報】新型肺炎で死亡した遺体のその後…まじかよこれ…

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母親の遺体をのせたバンを追う娘(画像は『The Sun 2020年2月6日付「RIPPED APART Heartbreaking moment woman cries for mum ‘killed by coronavirus’ as she’s taken away to be cremated without a goodbye」』のスクリーンショット)

新型コロナウイルス(2019-nCoV)による肺炎が拡大しているが、中国政府は同ウイルスによって死亡した遺体を迅速に火葬することを今月から義務付けた。そのようななかで中国のSNSに投稿された、亡くなった直後に火葬場へと運ばれる母親の遺体を積んだバンを追って泣き叫ぶ娘の姿を捉えた動画が人々の涙を誘っている。『The Sun』『網易新聞』などが伝えた。
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今月1日の夜、中国・湖北省中西医結合医院の前で白いコートを着た若い女性が、その場を去っていくバンを追いかけながら泣き叫んでいた。バンの中には女性の母親の遺体が積まれており、これから火葬場へと向かうところだった。

女性はバンの窓を覗き込みながら、「マーマ! マー、マーマ!」と何度も「??(マーマ)」と泣き叫びながら母親を呼んでいた。『The Sun』によると、母親は新型コロナウイルスに感染したため同病院で治療を受けていたが、亡くなってしまったとのことだ。

しかし母親が亡くなった後、娘は別れを惜しむこともできないまま遺体がバンにのせられて火葬場へと運ばれてしまったようだ。この動画は当初、中国のSNSに投稿されたがのちに削除され、再びTwitterなどでシェアされた。これにより新型コロナウイルスで家族を亡くした中国国民の実情を多くの人が知ることとなった。

中国では現在、新型コロナウイルスの感染によって亡くなった遺体は消毒後に密閉された遺体袋に入れられ、二度と開封することができない。また土葬や遺体の移動、葬儀をあげることも許されておらず、死後は迅速に近隣施設で火葬しなければならないとのことだ。

火葬後の遺灰は家族のもとに届けられるそうだが、中国の農村部では土葬の風習が多く残っていることもあり、故人を火葬することに対して抵抗がある人も多いようだ。また宗教上の問題により火葬に反対する人もおり、当局の判断には次のような意見があがっている。

「感染で亡くなった人がイスラム教徒であっても火葬されるのだろうか?」
「もし、私を火葬するならそれはできないわ。私は敬虔なカトリック信者だから。」
「かなりの人数が亡くなっているんだよ。これは賢明な判断だ。」
「正しい判断だと思う。これが拡散を抑えるのに多少役立つと思う。」

他にも「きちんと入院せずに自宅で亡くなったり、死去してからウイルス性肺炎と診断されて火葬という人もいる。こういう人達は新型コロナウイルスの死亡者数として数えられているのだろうか?」と心配する声も見受けられた。

なお中国国家衛生健康委員会(NHC)では日本時間7日20時の時点で、世界中の新型コロナウイルス感染者は31525人、死亡者は638人と発表している。

2/7(金) 21:00配信
https://article.yahoo.co.jp/detail/cabf17f643ee4b8309708cf51e209e1fce149e9f

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