井上ひさしの大作『天保十二年のシェイクスピア』が装いも新たによみがえる

シェイクスピアの全作(!)を横糸に、江戸末期の人気講談『天保水滸伝』を縦糸にして織り込んだ、井上ひさし作の壮大にして遊び心あふれる戯曲『天保十二年のシェイクスピア』。1974年に初演され、2002年にはいのうえひでのり演出、2005年には蜷川幸雄演出によって再演された伝説的な音楽劇が、蜷川の演出助手を長く務めた藤田俊太郎の演出でよみがえる。 舞台は江戸末期の下総国清滝村。旅籠を取り仕切る鰤の十兵衛

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE