誰かと争い窮地に陥った時、逃れる方策は面と向かって謝ることだ…

誰かと争い窮地に陥った時、逃れる方策は面と向かって謝ることだ。それを如実に示すのが「カノッサの屈辱」と呼ばれる史実である ▼1077年の1月25日、真冬のアルプス山脈を越え、神聖ローマ帝国皇帝ハインリヒ4世が北イタリアのカノッサ城に着く。皇帝は聖職者の任命権を巡り、ローマ教皇グレゴリウス7世と対立していた。だが、教皇に自分が破門されたことで諸侯が離反。破門を解かねばわが身が危うくなった ▼城に滞在

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE