阪神・淡路大震災から25年 曲を作る使命があった…歌い継ぐ震災復興の希望の歌

児童と向き合うような柔和の表情で指揮棒を手にする臼井真教諭=神戸市灘区・高羽小学校(撮影・坂部計介)  阪神・淡路大震災発生直後、亡くなった人々と助かった人々への痛切な思いをひとりの教諭が曲にして表した。「しあわせ運べるように」。当時、神戸市立吾妻小学校に勤務していた音楽教師・臼井真が作詞作曲した。臼井の自宅は全壊し、同校は被災者約2000人が身を寄せる避難所となった。心安まる場所が一瞬にしてな

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