5年ぶりの長編渾身作で直木賞作家・森絵都が向き合った学習塾の裏面史 「また教育が国策として利用される世の中が来るかもと…」

教育の重要さと怖さを感じたと語る直木賞作家・森絵都 直木賞作家・森 絵都の5年ぶりとなる長編『みかづき』が刊行された。 これまで、友達関係に悩む中学2年生の女の子の揺れる心を繊細に描いた『つきのふね』、水泳の飛び込み競技に打ち込む少年たちを題材にした青春スポ根小説『DIVE!!』等、10代の子供たちを描いてきた彼女が今回、題材としたのは学習塾を舞台とした“教育”。 物語は、まだ“塾”という言葉が

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