「ナカムラ学校」魂 脈々と 【連載】中村哲という生き方(下) 2020/1/4 横断幕を掲げて中村哲医師のひつぎを出迎えた九州在住のアフガン人たち。「守れなくて申し訳ない」。たどたどしい字には、祖国の恩人への思いがにじんでいた=昨年12月9日、福岡空港「苦楽をともに」住民と絆 アフガニスタンの用水路建設現場で中村哲医師を撮った写真のほとんどに、1人の青年が写り込んでいる。中村さんの運転手、ザイヌッラ・モーサムさん(34)だ。 中村さんを支援する福岡市の非政府組織(NGO)