青年団の若手が『東京ノート』を大胆に再構築

1995年に岸田國士戯曲賞を受賞した平田オリザの『東京ノート』。青年団によって初演されてから四半世紀を経て、若き演出家によって解体・再構築される舞台が、本日より開幕する。 東京にある美術館を舞台に、そこを訪れる客や学芸員の断片的な会話を同時多発的に見せる。物語の背景にはヨーロッパで起きた架空の大きな戦争があり、登場人物たちの会話を聞くごとに少しずつそのことが浮かび上がってくる。これまで13カ国語に

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