消耗品ではない、アニメーションの豊かな可能性 新作『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』

異例のロングランヒットを記録し、現在も地方での上映が続いている片渕須直監督の劇場アニメ『この世界の片隅に』の公開スタートから3年。2時間9分あった上映時間が2時間48分に増え、再構成されたのが『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』だ。新シーンが加わったことで、すでに『この世界の片隅に』を観ている人も新しい解釈が楽しめる、新作映画となっている。上映時間は長くなったが、決して冗漫さは感じさせない。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE