型破りな大河ドラマ『いだてん』を守ったのは誰だったのか

宮藤官九郎の書く脚本は、いつも他の誰にも似ていない足跡を残す。例えば朝の連続テレビ小説『あまちゃん』は、ヒロインの幼少期から始まり、成長し結婚して母になる「女の半生記」という朝ドラの黄金律を完全にはみ出している。それは天野アキという1人の少女が16歳から20歳になるまでのたった4年を描いた物語なのだ。 宮藤官九郎氏 ©文藝春秋  主人公天野アキは物語の中で結婚も出産もしない。だがそのたった4年

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