冷たく儚く、悲しいほどに美しい──少女殺人事件の真相は? 今、注目の中華圏発!本格“百合”学園ミステリ

『雪が白いとき、かつそのときに限り』(陸秋槎:著、稲村文吾:訳/早川書房)  降る雪は真っ白に見えるが、その実、砂埃や排煙の粒子などを取り込んでいて、イメージほど綺麗なものではないという。いかにも清らかな雪片でも、ひとたび舌に触れさせたなら、その埃っぽさに幻滅する。しかし、それが降り積もった銀世界が、圧倒的に美しいこともまた確かだ。 あわせて読みたい:百合SFのライバルは「ソシャゲ」!? 異例の売

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