広瀬奈々子「本への入り口になるような映画にしたかった」

広瀬奈々子監督  くしゃくしゃと紙を丸めては、何度もひらかれる。12月14日公開の映画『つつんで、ひらいて』はそんな不思議な光景で幕を開ける。是枝裕和らの監督助手を務めた後、劇映画『夜明け』でデビューした広瀬奈々子監督の長編2作目は、これまで1万5000冊以上もの本の装幀を手がけてきた装幀者・菊地信義のドキュメンタリー。カメラは菊地氏の仕事場から印刷・製本所にまで入り込み、1冊の本ができあがるま

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