時の権力者が意に沿わぬ言論を封じようとするのはいつの世も…

時の権力者が意に沿わぬ言論を封じようとするのはいつの世も。江戸時代は幕政批判はもとより、当時の武家社会に関わる出来事を芸術や娯楽作品に取り上げることも禁じられた ▼赤穂藩主の刃傷沙汰と家臣の討ち入りを題材とした「忠臣蔵」。浄瑠璃や歌舞伎では室町時代の話に置き換え、主人公の名は大星由良之助に。実名の大石内蔵助が使えるようになったのは明治以降だとか ▼設定を変えても、観客は赤穂事件のことだと分かる。太

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