90歳絵師「映画看板残したい」 炭鉱町の文化継承へ―福岡・田川

「風と共に去りぬ」の映画看板と絵師の篠原光雄さん=10月11日、福岡県田川市 福岡県田川市に今も手描きで映画看板を作り続ける職人がいる。現在では希少な看板絵師の篠原光雄さん(90)。市内の映画館が全て閉館し、いったんは手を引いたが、地元の愛好会の依頼で再び制作を始めた。「後世に残したい」。卒寿を迎えてなお、意気込んでいる。 篠原さんは1949年に福岡市の映画看板絵師に弟子入り。約3年後に腕が認めら

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE