青森恐山の「最後のイタコ」が巫術を続ける理由

死者の魂を自身に憑依させ、その言葉を伝える女性の霊媒師「イタコ」が、消滅の危機に直面している。いま青森県内で活動しているのは6人だけ。ジャーナリストで僧侶の鵜飼秀徳氏は「イタコは盲目であるため、巫術(ふじゅつ)は口伝で承継されてきた。そのため資料がない。イタコが途絶えれば、巫術も永遠に失われてしまう」という――。 撮影=鵜飼秀徳 硫黄臭が立ち込める恐山の岩場地帯 - 撮影=鵜飼秀徳 女

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