熱く高揚する素晴らしい傑作の誕生 – 『カルペ・ディエム』 THE BACK HORN

結成20年記念のベスト盤のリリースなども挟み、前作『運命開花』から約4年ぶりの12作目。ストリングスやキーボードの参加曲はあるが、例によってほぼ4人のみで作り上げた作品は、ずばり文句なしの力作であり、このバンドのポテンシャルを存分に発揮した傑作と言える。菅波栄純作による、狂おしいまでにエモーショナルで禍々しいほどにメロディアスで痛々しいほどエキセントリックで、そして火傷しそうに熱い冒頭の2曲で一気

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