迫る危機感との対峙 – 『エヴリシング・ノット・セイヴド・ウィル・ビィ・ロスト・パート2』 フォールズ

先月号のインタビューでヤニス・フィリッパケスが「ここまで欲求不満をぶつけたことがないってくらい、今の自分達の抱えている激しい怒りが音に炸裂してる」と自信たっぷりだったのを裏付ける音が詰め込まれているのだが、それが先日の〈気候行動サミット 2019〉でのスウェーデンの16歳、高校生であり環境活動家グレタ・トゥーンベリの怒りの言葉、表情と重なるかのようなアルバムだ。環境破壊、監視社会等々、ディストピア

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