2度の震災と戦争を生き抜いた「東京會舘」を舞台に、辻村深月が描く壮大な青春大河ミステリー!

『東京會舘とわたし』(辻村深月/文春文庫)  東京會舘を舞台に実話を下敷きにした連作短編集、と聞いて、東京會舘にはなじみがないし、辻村深月作品にしてはあらすじが大人しそうだし、と『東京會舘とわたし』(単行本は毎日新聞出版、文庫は文藝春秋)を読む機会を逸している人が、もしかしたらいるかもしれない(そうではありませんように、と思って書いているので、そんなわけあるか! 無礼なことを言うな! とご立腹の方

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