【コラム】映画『ボヘミアン・ラプソディ』、虚構の世界の“真実”

映画『ボヘミアン・ラプソディ』にまつわる一番古い記憶は、クイーンを聞き漁ることに生きる意味を見出していた高校生の頃、BARKSの記事を掘り返しまくっていたときのものだ。そのときの印象といえば、ただひとつ。「この映画永遠に完成しないだろうなあ」である。映画の計画が発足した2006年なんて、私がまだ小学校4年生の時だ。音楽より木登りが好きだった小学生が、音大受験のためにセンター模試を受けるまでの間、『

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