『ぼくのエリ』原作者による不思議で哀しい物語 自分の中の価値観や偏見と向き合うきかっけとなる『ボーダー 二つの世界』:映画レビュー

10月11日(金)公開のスウェーデン/デンマーク合作映画『ボーダー 二つの世界』は、今まで誰も観たことがない、不思議で、哀しくて、恐ろしくて、パワフルな、観た後で言葉を失うほど心揺さぶられる作品です。 主人公ティーナは入国の際の荷物検査係。申告逃れや違法な物を持ち込む人を見つけるの が仕事ですが、今まで一度も間違ったことがありません。なぜなら彼女は表情や挙動ではなく、人間の感情を匂いで嗅ぎとる能力

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