南方熊楠賞に災害社会史の北原氏

和歌山県田辺市と南方熊楠顕彰会は19日、民俗学や博物学などで顕著な業績があった研究者を表彰する「第30回南方熊楠賞」に、災害社会史が専門の立命館大歴史都市防災研究所客員研究員、北原糸子氏(80)を選んだと発表した。  長く在野の研究者として活動。災害と民衆の関係を分析した「安政大地震と民衆-地震の社会史」(昭和58年)で注目され、災害社会史という新しい分野を開拓した。選考委員会は「災害研究の稀有(

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