ポップの福音の宿る場所 – 『コーズ&エフェクト』 キーン

ベスト盤(13年)と同盤収録の新曲2曲のシングル発売(13~14年)を挟みつつ、前作『ストレンジランド』以来実に約7年にも及んでいたディスコグラフィ上の「空白」にいよいよ終止符を打つ5thアルバム。復活を告げた先行シングル“ザ・ウェイ・アイ・フィール”ではアッパーな加速感を響かせていたが、今作での基本トーンはむしろ、物憂げな心象風景を壮大なコーラス・ワーク渦巻く多幸感で刷新してみせる冒頭の“ユア・

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE