5歳から一族の金づるとして働き続けた、女優「高峰秀子」の壮絶半生

運命の一冊 詩人の散文を好んで読む。何せ詩人、言葉のセンスに優れていて、独特の滋味がある。 谷川俊太郎の散文集を読み返した。タイトルは文字通り『散文』。読書についての指摘が面白い。 二宮尊徳の銅像を「薪運びをしながらも読書にはげんだ」と称える。なぜ「本を読みながらも、薪運びにはげんだ」ではないのか。本を読むこと自体にさしたる意味はない。そこから何かをつかみ取り、それを実際の生活の中で生かすこ

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