デビュー32年目の新たな代表作 – 『ビニース・ジ・エリー』 ピクシーズ

3年ぶりの新作は通算8枚目のアルバムとなるが、おそらくここまで腰を据えて、なおかつ自由にピクシーズとしてアルバムを仕上げたことはないのではないか。オルタナティブ・ロックの先駆者としてのハードさとエッジ、それと同居するいびつなポップ性など、ピクシーズが後進のバンドに与えた影響はあまりにも大きい。しかし、初期の頃はあまりに惜しげもなく試みや意匠を果敢に変えていくところが、目まぐるしくてどこか摑みどころ

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